ODA(Project for Strengthening Medical Service in Northwest Provinces)
- 国名 ベトナム
- 事業 技術協力
- 課題 保健医療
- 協力期間 2013年3月〜2017年3月
プロジェクト紹介
ベトナムで最も貧困率が高い北西部地域において、深刻な医療従事者の不足によって医療サービスの質が低下していました。このような状況下、日本政府は、ホアビン省において技術協力プロジェクト(2004-2009年)を実施し、省及び郡レベルのDOHA(上位病院が下位病院を指導・支援する仕組み)のネットワーク構築や医療従事者の技術力強化を通じて、省・郡病院間のリファラルシステムが構築されました。他方で、郡以下のコミューンを含めたDOHAの一連のサイクルの普及とリファラルシステムの確立・拡大、同省内の成果の近隣省への普及が課題となっていました。本協力では、保健省(MOH)のDOHAのマネジメントに係る能力の強化、ホアビン省におけるリファラルシステムの構築及び近隣の5省へのリファラルシステムの普及を通じて、北部山岳省でのDOHA及びリファラルシステムの強化を図り、対象地域における医療サービスの改善に寄与しました。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)