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インド:ラジャスタン州地方給水・フッ素症対策事業(フェーズ2)

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ODA(Rajasthan Rural Water Supply & Fluorosis Mitigation Project(Phase 2))

国名 インド
事業 有償資金協力
課題 水資源・防災
借款契約(L/A)調印 2021年3月
借款契約額 458.16億円

プロジェクト紹介

インド北西部に位置するラジャスタン州の地方部におけるパイプ給水率は、インド地方部の平均を下回り、年間の水利用可能量に対する実際の水利用量が8割以上となるなど、同州はインドで最も深刻な水不足に直面しています。また、地理的条件により河川等の表流水が希少であり、多くの住民が地下水を水源として用いていますが、過剰取水等により、地下水位の低下も観測され、さらに、同州の全地域で地下水の汚染が確認されるなど、安定的な水供給に大きな課題を抱えています。水質汚染としては、フッ素による汚染が深刻であり、また家畜等のし尿由来の細菌等によって汚染された地下水の利用により、赤痢、コレラ等の水系感染症の発症が約100万件(2016年)報告されています。こうした状況を踏まえて、本事業では、同州のジューンジュヌ県及びバールメール県において、上水道施設の整備及び給水衛生組合等の組織能力強化・住民啓発活動を行うことにより、同地域でのきれいな水の安定的な供給体制を整備し、住民の生活・衛生環境の改善及び健康増進を図ることで、同国の持続的で包括的案成長に寄与することが期待されます。

事業評価

評価結果

(出典:外務省ODAホームページ、JICA)

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1001上水道及び工業用水道ODA
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