ODA(Project of Phase II for Enhanced Function of Monoglia-Japan Center for Human Resources Development for Capacity Development and Networking of Business Persons)
- 国名 モンゴル
- 事業 技術協力
- 課題 民間セクター開発
- 協力期間 2020年4月〜2025年4月
プロジェクト紹介
モンゴルは輸出製品の8割以上を鉱産品が占めており、鉱物資源への依存から脱却するため、製造・加工業などの産業多角化が求められています。このため、畜産物や農業製品を対象とした製造業の振興やモンゴル企業の9割を占める中小零細企業において、経営管理や技術の導入、技術改善に対する支援が必要とされています。日本政府は、モンゴルの市場経済移行支援を目的として「モンゴル日本人材開発センター(MOJC)」を2002年に設立し、2015年より実施した「モンゴル・日本人材開発センター・ビジネス人材育成・交流拠点機能強化プロジェクト」(フェーズ1)を通じて、MOJCをビジネス人材の育成に加えて、日本企業とのビジネス交流拠点として発展させました。本協力(フェーズ2)はMOJCのビジネスコースの企画運営や新規事業を自主的に実施するための組織体制を構築することにより、MOJCのビジネス人材の育成及び日本・モンゴル間のビジネス交流等の機能の強化を図り、MOJCが日本・モンゴル間のビジネス交流と産学連携のプラットフォームとして、モンゴルにおける産業の多角化や高度化、日本・モンゴルの経済関係の強化に寄与します。