ODA(The Programme for Emergency Recovery (Phase 2))
- 国名 ウクライナ
- 事業 無償資金協力(贈与契約(G/A))
- 課題 平和構築
- 贈与契約(G/A)締結(供与期限) 2023年4月
- 供与額 530.72億円
プロジェクト紹介
2022年に始まったロシア軍によるウクライナへの侵略は長期化、同年10月以降はウクライナ国内の電力・エネルギー関連施設や民間の施設を狙ったミサイル攻撃や砲撃等が続き、度重なるシェルターへの避難や計画停電を余儀なくされるなど同国での市民生活は益々厳しい状況となっています。
本事業は、既にフェーズ1で具体的な取り組みを開始していますが、ウクライナの膨大な復旧・復興支援ニーズに対応するには更なる支援が必要となるため、フェーズ2が開始されました。
① 事業の目的
本事業は、ウクライナにおいて、緊急復旧に必要な資機材等の調達を実施することにより、本格的な復旧・復興に向けた基盤整備、避難民の帰還に資する生活再建、基幹産業である農業の回復、民主化支援の根幹をなすガバナンス強化を図り、もって同国の緊急復旧に寄与するもの。
② 事業内容
ア)施設、機材等の内容
【機材】地雷・爆発物処理機材、瓦礫・災害廃棄物処理用機材、運輸・交通インフラ復旧資機材、電力・エネルギー設備及び関連設備復旧用資機材、水供給関連資機材、医療関連機材、教育関連機材、農業関連資機材、放送関連機材、及び前述資機材の関連装備品等
※流動的な情勢を踏まえ、施設・機材等の内容は先方のニーズに応じて変更の可能性あり。
イ)コンサルティング・サービス/ソフトコンポーネントの内容
なし
ウ)調達・施工方法
機材内容・納期及びウクライナ国内のニーズ調査に基づき、本邦調達を優先しつつも、資機材内容により、本邦、被援助国、第三国より選択する。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)