ODA(Project for Capacity Development of Non-Revenue Water Reduction in Nadi and Lautoka Area)
- 国名 フィジー
- 事業 技術協力
- 課題 水資源・防災
- 協力期間 2023年5月~
プロジェクト紹介
フィジー西部地区は、ナンディ国際空港を擁し、観光産業の重要拠点であるとともに、砂糖産業や製造業の中心地となっています。近年、人口増加や観光客の増加に伴い、同地域における水需要は拡大しており、水源開発及び施設整備が必要とされています。しかしながら、新型コロナウイルスの世界的流行による財政的な影響により、大規模な上水道整備の見込みは低いことから、漏水の削減などの無収水対策により追加の水量を確保することが求められています。
本事業は、ナンディ・ラウトカ地区において、効果的かつ実現可能な無収水削減計画の策定と実施、漏水探知、管路施工・漏水修理、検針・料金徴収に関する能力向上と、対象地域の住民に対して節水意識向上のための活動を実施します。これにより、ナンディ・ラウトカ地区の無収水削減能力の総合的な向上を図り、もって同地区の無収水の削減を目指します。
1)上位目標:ナンディ・ラウトカ地区において無収水率が削減する。
2)プロジェクト目標:ナンディ・ラウトカ地区における WAF の無収水削減能力が向上する。
3)成果:
成果1:ナンディ・ラウトカ地区において効果的かつ実現可能な無収水削減計画が策定される。
成果2:ナンディ・ラウトカ地区における漏水探知能力が向上する。
成果3:ナンディ・ラウトカ地区における配水圧力管理・管路施工・漏水修繕能力が向上する。
成果4:ナンディ・ラウトカ地区における検針・料金請求・徴収能力が向上する。
成果5:ナンディ・ラウトカ地区の住民の節水意識が向上する。
事業評価
(出典:外務省ODAホームページ、JICA)